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<title> 《線香花火》</title>
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<description>季節に外れ、世間に外れた独居中年の 「落ちこぼれ日記」

ささやかにときめき、細々と生きております
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<title>そこのけそこのけ、ダンプが通る</title>
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No.00162















最近あまり経験しないが、当て逃げを何度か被った。
すれ違いざまに当てられた場合には、追跡が難しい。多いのが、...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-07-05T08:00:25+09:00</dc:date>
<dc:subject>営業部第七課（社会）</dc:subject>
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No.00162<br>
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最近あまり経験しないが、当て逃げを何度か被った。<br>
すれ違いざまに当てられた場合には、追跡が難しい。多いのが、後部である。<br>
強引なターンを施し、追跡して捕まえたこともある。<br>
道を塞いで威圧的に行動、後は想像に任せたい。<br>
<br>
以前、何度か警察署へ届けた当て逃げであるが、よく考えてみれば捜査など<br>
している暇も予算もある訳がない。正確なナンバープレート目撃情報がなければ、<br>
彼らも、手の施しようがないのである。御用繁多故に、お引き取り願おう。<br>
結局は当て逃げされる方が災難で終わってしまうのは、なぜか。<br>
<br>
ナンバープレートを正確に見ることができれば、問題はない。<br>
マンガで戦闘機同士が正面から、機銃で繰り広げる空中戦があるが、<br>
見付けた次の瞬間は、すれ違っているはずである。<br>
去り行く車の、ナンバーなんてどうやって視認できるのか。<br>
<br>
ピカピカにワックスをかけていたら、それはダンプではない。<br>
おそらく、プロレスラーか何かの類だろう。<br>
そしてダンプのナンバープレートは必ず、奥に付いている。<br>
泥で汚れたナンバープレートは、停車時さえも視認が不可能に近いのだ。<br>
<br>
前を走るダンプトラックは通常、見かける最も大きな10ｔダンプである。<br>
しばらくの間、彼の後ろを走ることとなる。<br>
提供する労働のお陰をもって、住みやすくなる部分もあるのだろうが、<br>
納得できない部分も、少なくない。<br>
<br>
若い時に、一度だけ空の2ｔダンプを運転したことがある。<br>
カーブで減速時にブレーキを踏んで、注意を受けた。自分には訳が分からない。<br>
３回、ブレーキを踏んだらブレーキライニングが焼き切れると思え、らしい。<br>
ダンプはエンジンブレーキを使うものであって、大型は排気ブレーキを使う。<br>
<br>
では、止まらないのか。そう、止まらないのがダンプなのだ。<br>
飛び出したら、あなたが悪い。諦めなされ、南無阿弥陀仏。運転者も止まれない。<br>
10ｔが最大積載量の10ｔダンプだが、あなたは考えたことがあるだろうか。<br>
10ｔの積載量で設計されているダンプに、過積載すれば止まるのだろうか。<br>
<br>
幅が約２mで長さが約５mのデッキ部分である。つまり約10mの積載部分だ。<br>
高さが1mで10&#13221;の積載になる。比重1.0の水で10ｔの計算だ。<br>
ダンプは土砂または、砕石を積載する目的で損価値がある代物である。<br>
その対象は平均比重が2.5～3.5らしい。<br>
<br>
つまり1ｍの高さで積載すれば、25～35ｔの積載になる。過積載が常識らしい。<br>
ダンプの運転手だった、前述の同乗者から、聞かされた話だがすり切りで20t入り、<br>
最大60t積載できるらしい。急に止まれるはずがない。そして運転手は今日も、<br>
過積載で走る。横の羽根で支えてあるのは、安全でなく生活なのだ。<br>
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<title>セイロガン糖衣</title>
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No.00161















どうやら男は、腸が弱い傾向にあるようだ。いとも簡単に腹具合を、壊してしまう。
そういう御仁に限って、消費期限...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-07-04T08:00:03+09:00</dc:date>
<dc:subject>業務部広告課</dc:subject>
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No.00161<br>
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どうやら男は、腸が弱い傾向にあるようだ。いとも簡単に腹具合を、壊してしまう。<br>
そういう御仁に限って、消費期限の限界に挑む傾向があるように思うのだが、<br>
正確な調査を行っていないため、推測の域を超えないのは申し訳ない。<br>
だが、そこなあなた。覚えがござらぬか？ご注意召されるが、よかろうぞ。<br>
<br>
子供の頃は、頭痛など記憶になかった。<br>
発熱と、専ら腹痛や下痢であった。もちろん、毎日ではないが念のため。<br>
おろし金で摩り下ろしたアロエを、よく飲まされた。アロエなら、いくらでも<br>
畑に生えていたのだが、苦いこと苦いこと。二言目には「良薬は口に苦し」<br>
<br>
古い食べ物も結構、あったように思う。なぜか祖父母は、腹を壊さない。<br>
いつも、自分だけである。祖父に「気合が足らん」と言われる。<br>
「昔は、戦争で」祖父母の口癖であった。ちなみに祖父は、香川県高松市の<br>
訓練場から出ていないらしい。前線の話は、すべて又聞きであった。<br>
<br>
途中から、アロエを用いなくなったが、理由は分からない。<br>
位牌に聞いてみたが、返事もしやがらない。相槌くらい、打てばよいものを。<br>
正露丸が変わりに、自分の常備薬になる。<br>
腹具合が悪い時だけでなく、虫歯の痛む時も歯に詰める。半分に割るのだ。<br>
<br>
残った半分を、祖母はティッシュペーパーにくるんで保管。当時は、ちり紙と称す。<br>
当然、舌が当たってぴりぴり、としてくる。不快感を訴えれば、我慢しなさいと<br>
言われてしまう。一から十まで、我慢することばかり。思い出しても、腹具合が<br>
悪くなる貧乏生活であった。祖父に具合を聞かれる。答えれば、「気合が足らん」<br>
<br>
要塞戦術を得意、とするステッセル中将に旅順要塞攻撃において、日本軍は悩まされる。<br>
後任のスミルノフ中将に座を譲らなかったステッセル中将であったが、難攻不落の<br>
２０３高地も、重なった条件により勝てるはずもない戦争に勝てた乃木希典大将だが、<br>
一将、功成りて万骨枯る。５日間で15,000の兵力は1,000に激減した。<br>
<br>
戦争なんて、バカげている以外の何者でもなかろう。勝ったから、どうなのか。<br>
エアコンがある訳でもなければ、新鮮な食料が、恒常的に支給される訳もない。<br>
前線に従軍、兵士も伝染病や腹痛に悩まされる。３人に１人は、被弾せずして亡くなった。<br>
腸チフスに効くと言われた正露丸が、真の功労者だったのかも、知れない。<br>
<br>
忠勇征露丸と名付けられ、ロシアを征する願いが命名された。<br>
日露戦争の勝利が知らされた国内は、狂喜乱舞の大騒ぎ。<br>
「日本勝った、日本勝った、ロシア負けた。負けたロシアが頭下げた。」と歌ったらしい。<br>
自分は、たぶん生まれていないだろうから、よく知らないが念のため。<br>
<br>
クレオソートを主成分にした正露丸であるが、副作用もささやかれている。<br>
実にロングセラー、というべきか。今でも重宝、正露丸。何はともあれ、正露丸。<br>
飲みにくい匂いを和らげるために、糖衣加工されたものが、「セイロガン糖衣」である。<br>
消して玩具ではないのだが、誤解されるむきもあるようなので、念のため。<br>
<br>
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<title>せった</title>
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No.00160














疲れてしまった。人生に疲れてしまったのは、今さらではないのだが。
やっぱり、睡眠時間なのかもしれないし、つい日...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-07-03T08:00:59+09:00</dc:date>
<dc:subject>業務部資料課</dc:subject>
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疲れてしまった。人生に疲れてしまったのは、今さらではないのだが。<br>
やっぱり、睡眠時間なのかもしれないし、つい日本経済の行く末を案じてしまう。<br>
消費税の行く末も気になり、阪神タイガースが優勝を逃すかもしれないなどと危惧。<br>
そんなことだから時々、頭痛に寝込む。たまに病んで、夢は枯れ脳を駆け巡る。<br>
<br>
ソファにごろんと、あざらし然とした時、目の前にあるテレビ、今さら気付いた。<br>
最近、時代劇もお笑いも見ていない。そんなの関係があるとか、ないとか、<br>
おっしゃっていた方は今でも、おっぱっぴいなのだろうか。<br>
水戸黄門は今頃、暗殺されているのではないだろうか。助さんも美人局に。<br>
<br>
心配になって電源を入れてみたのだが、切り替えるリモコンボタン操作が<br>
いつになっても止まってくれない。気を取り直して、ビデオに変えてみた。<br>
お。女子バレーじゃないの。いつも思うが、男子バレーってテレビで見ても<br>
おもしろくないと思うのは私だけ？どうでもいいですよ～。<br>
<br>
スポーツが苦手な自分が、阪神タイガースを応援したり。興味対象は変わるのだ。<br>
女子バレーも、別れた彼女の影響だった。いつも束縛しなければ気が済まない、<br>
学生時代、バレー部だった彼女は、自分に女子バレー鑑賞を押し付ける。<br>
他のものも押し付けてもらったけど、もう済んだこと。<br>
<br>
どの選手が好み？と聞くからごまかしたら、しつこく聞かれる。<br>
仕方なく答えたら、やっぱりそうや、と思った、とすねてしまう。<br>
どうすればいいのか、女心のコートにスパイクは打てない46歳。<br>
幸せ、補欠のまんま。監督不在の独居中年。<br>
<br>
着物を着て歩きたい自分に、カジュアルな服装を押し付ける。<br>
つきあいは長かったが、万事この調子に振り回されるものだから、閉口してしまう。<br>
もう来なくていいって言ったら、本当に来なくなってしまった。<br>
それでも感傷に浸らず、鑑賞にふける女子バレーの録画であった。<br>
<br>
自分より10ｃｍ以上高い選手が、華麗な働きをなさっておられる。<br>
教える方、教わる方、大変な精神力ではなかろうか。<br>
男子バレーも女子バレーも、頑張る姿が美しい。でもゲームは女子がおもしろい。<br>
自分も今は、頑張っているんだ。悲しいかな、誰も見てくれないけど。<br>
<br>
なかでも竹下佳江さんて、159cmでバレーを始めたのが凄い、と思う。<br>
よく知らないけど、頑張っている汗はすばらしい、と思って見ている。<br>
彼女が上げるトス。え、そっちへ？と思っていたら、すかさずアタック。<br>
ちゃんと勤める、お膳立て。健気にさえ思ってしまう。名セッター、日本の誇り。<br>
<br>
いけない、いけない。フィクションばかり書き続けることにしたのに、<br>
今日はノン・フィクションしてしまった。ストレスもたまるさ、こんな生活。<br>
今夜は気分転換、飲みにでも行ってこようかな？当分、行ってないし。<br>
雪駄を履いて、浴衣を着流して。あれ、絞りの兵児帯、どこだったっけ？<br>
<br>
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</item>
<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/813355.html">
<title>たすぽ</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/813355.html</link>
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No.00159














くせのある人物を指し「それは、あいつの専売特許だ。」などと、言っていた。
その昔、小学校の社会で「三公社五現業...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-07-02T08:00:18+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
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No.00159<br>
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くせのある人物を指し「それは、あいつの専売特許だ。」などと、言っていた。<br>
その昔、小学校の社会で「三公社五現業」などと習ったような気がする。<br>
日本専売公社は高待遇から、人気就職先のトップクラスにいたものである。<br>
田舎の郵便局に誘われていたのだが、民間就職を選んでしまった。<br>
<br>
両親がいなくて祖母との暮らしに、誰も自分に意見などしない。して欲しかった。<br>
自分が高校時代から、世帯主みたいなものになってしまい、祖母の年金より<br>
自分の方が入金額において、上回る現象が起きていた。金儲けしてたし。<br>
奨学資金以外に、稼ぎがあったのだが、別にシジミを売っていた訳ではないので。<br>
<br>
中学時代は、異性に相手にされなかった部類である。手紙は、もらったけど。<br>
身長も低く、中学3年生の身体測定で152cmであった。<br>
高校3年生の身体測定では173ｃｍになり、176ｃｍで止まったのは卒業時だった。<br>
男は高い身長に憧れたものだが、今はどうでもいい。死期も近いし。<br>
<br>
田舎の中学は、自分たちだけ勉強が好きな、いわゆる真面目な学年であった。<br>
それは自分たちの学年に限られ、喫煙者もいなかった。<br>
前後の学年は普遍的な青春時代であり、不良学生と呼ばれる存在もあったようだ。<br>
今ではいい父親、いい母親になっているに違いない。<br>
<br>
進学を経済的理由で、妥協せざるを得なかった高校は自分とは、およそカラーを<br>
異なるものにしていたのは、最初の試練だったのかもしれない。<br>
突然の怖いお兄様やお姉さまに、近寄らないでおこう、と思ったものである。<br>
近くを通過して、話かけられたらどうしよう。だって、怖いもん。<br>
<br>
教師から聞いていたが、2年生になると彼女ができるらしい。嘘みたいな話だが、<br>
本当だった。急に1年生の女の子から、手紙やら呼び出しやら。大変、大変。<br>
だが確実に、怖いお友達も増えた。喫煙現場を見つけるオーソリティが存在、<br>
用務員をしているのは、何と名誉ＯＢ会長であった。ご学友が次々、受難。<br>
<br>
とにかく喫煙を見つけるのがお手の物で、通称ＦＢＩの彼に停学送りになった<br>
生徒、その数や凄まじい。自分は、女の子と立ち話しているところを、度々<br>
見付けられた。「お、今日も違う女の子やな。」言わんでよろしい。何もしとらん。<br>
実は、喫煙経験がない。停学が怖かったのである。<br>
<br>
奨学資金で高校へ、かろうじて行けている自分は停学処分が支給打ち切り、と<br>
危惧していたから、自然と粛清を正す。不順異性交遊など、寸止め。寸止め。<br>
女の子とデートする費用は、自分で稼いだ。いろんなことを考えていたものだ。<br>
喫煙すれば成長が止まる、と信じていたから恐ろしい。田舎は、いいやね。<br>
<br>
卒業してからも喫煙に興味がない。20歳から始めた声楽に、喫煙は邪魔。<br>
とうとう46歳の今まで、吸ったことがないのであるが、このまま死んでいくのも<br>
ちと、寂しい気もする。なにやらTASPOカードなるものが出現。他人事。<br>
さァて、導入財源やいかに。1本2,000円の日も近い。日本の夜明けぞ。<br>
<br>
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</item>
<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/811054.html">
<title>縫い針で、何をする？</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/811054.html</link>
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No.00158
















スーパーの商品に縫い針だって。何々？サバの切り身に縫い針を、刺した？
捕まってよかったな。おい、気を付けろ...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-07-01T08:00:06+09:00</dc:date>
<dc:subject>営業部第七課（社会）</dc:subject>
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スーパーの商品に縫い針だって。何々？サバの切り身に縫い針を、刺した？<br>
捕まってよかったな。おい、気を付けろよ。サバの切り身だってよ。<br>
まァ、関西のほうだけど。魚屋の奥さんの犯行だってさ。<br>
近所にスーパーができたら、そりゃ大変だな。売上なんか、おしまいだよ。<br>
<br>
でも仕方がないじゃないか。世の中の流れなんだから。<br>
そんなこと言ってたら、キリがないよ。商店街なんか、日本中がそうなんだから。<br>
駅前の布団屋なんか、誰も人がいないし。そうそう、金物屋の息子なんか<br>
仕入れ金額より、ホームセンターの売値の方が安いって、ぼやいてたぜ。<br>
<br>
しかし、おまえたちって、毎朝、こんなモンばっかり食べてんの？<br>
この目玉焼きって、俺は半熟って好きじゃないの知ってるだろ。<br>
そうそう、駅前にあった瀬戸物屋、閉めて息子が不動産屋を始めたらしいな。<br>
話がすぐに割れるんじゃないか？要らない物まで、セット物ですとか。<br>
<br>
お、ウナギがニセモノだってさ。まァ、滅多に見れないから、どうでもいいや。<br>
何々？アジもイワシも、また値上がりだって？この前、居酒屋チェーンの社長が、<br>
「鯛君、イワシ様」と言っていたな。このことか。昔は、庶民の魚でよォ。<br>
鯛なんて、庶民が食べられるモンじゃなかったんだ。聞いてるの？<br>
<br>
徳川家康が鯛、好きなんだよ。それで鯛の天ぷら、食い過ぎて死んだんだ。<br>
エルビス・プレスリーはドーナツ、食い過ぎて死んだんだよ。<br>
おれも、こんなトーストなんて食べていたら、早死にするんじゃねえか？<br>
マーガリンだって高くなったんだろ？バターでも、同じだけどさ。<br>
<br>
「出張」と称して新入社員の女性をホテルに連れ込み、わいせつな行為だって。<br>
４９歳かァ。いいなァ、こいつ。俺と同じ年じゃないか。<br>
お、知事の平均所得は1,913万円だって。俺の４倍じゃないか。いいなァ。<br>
え？国会議員の平均所得は2,580万円だと。いいなァ、こいつら。<br>
<br>
おい、俺の話を聞いてんのか。バザーなんか、どうでもいいじゃないか。<br>
返事くらい、してくれてもいいだろ。せめて、相槌くらい打ったらどうなんだ。<br>
お地蔵さんじゃあるまいし。もっとも、お地蔵さんは手芸なんかしないけどな。<br>
まったく、何で俺までトーストなんだよ。欧米かっつうの。<br>
<br>
おまえは、気楽でいいよな。何にも考えてないんだから。<br>
だいたい、俺が朝は、炊き立てのご飯と味噌汁だってことくらい、<br>
分かってるだろ。何十年、俺の女房やっているんだ。<br>
炊飯器のセットくらい、バカでもできるぞ。それを忘れやがって。<br>
<br>
「うるさいわね。毎朝、毎朝。新聞くらい、黙って読みなさいよ。<br>
　いちいち、あなたの話を聞いていられるほど、暇じゃないのよ。<br>
　会社でもそうだから、いつまでも係長止まりなんじゃないのよ。<br>
　だいたい、何よ。大の男が、済んだことをいつまでも、ちくちく、と。」<br>
<br>
<br>
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<title>キタノサウルスが、見ていた</title>
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No.00157
















大柄なあの人は、阪急電車からここまで歩いてるんだもんね。かなりあるよ。
もしかして、ダイエットしてるのかな...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-30T08:00:58+09:00</dc:date>
<dc:subject>営業部第七課（社会）</dc:subject>
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No.00157<br>
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大柄なあの人は、阪急電車からここまで歩いてるんだもんね。かなりあるよ。<br>
もしかして、ダイエットしてるのかな。無理したらだめだよ。ほどほどに、ね。<br>
女の人は、みんな楽しそうに会社へ行くもんだね。笑い声が弾んでるもん。<br>
それに比べて男は、くたびれているね。いろいろ、抱えてるのかなァ。<br>
<br>
あ、あの人は別だよ。早足で歩くね。いつも、そうだけど。元気だね。うん。<br>
あんな男の人がいると、職場も明るいだろうね。笑いが絶えないだろうな。<br>
あれ、あの人。眼帯付けてるよ。人混みの中じゃ、歩きづらいだろうな。<br>
ほら、ぶつかった。あ～あ、相手が悪いよ。あんなこと、されてる。痛そう。<br>
<br>
やっと静かになったね。ボクは、この静けさが好きなんだ。<br>
ここは、はずれだから、通勤時間帯だけ賑やかだけど。静かで、いいや。<br>
あ、だめだよ。こんなところで煙草、吸っちゃ。補導されるよ。早く。<br>
早く、止めないと。ここは巡回に。ほら、言わんこっちゃない。あ～あ。<br>
<br>
あれ、今日だったっけ？パンフレットも、そんなに運ぶと重いでしょ。<br>
大変だね。ボク、後ろは見えないんだ。でも。音は聞こえるよ。<br>
底に当たる、そう。そのスコンスコンて、小気味いい音。好きだね、ボク。<br>
あ、新聞。もうそんな時間なんだね。あ、そこに空き缶、置かないでよ。<br>
<br>
「ごめ。ハァハァ、走って来ちゃった。ハァハァ。かなり、待ったァ？」<br>
「さっき、来たばかりだよ。大丈夫。大丈夫。梅田は始めて？」<br>
「何度か、来てるけど百貨店ばかりだったから。ぐるぐる、探しちゃった。」<br>
「そうだったの。もう、大丈夫？うん。じゃ、まず、お茶でも飲もうか。」<br>
<br>
「どっか、雰囲気のいい店、知ってる？私、ブログで知り合った人と、<br>
　こうやって会うの、初めて。普通だったら、こっちから誘ったり<br>
　しないんだけど。何か、ピンと来ちゃった。ごめんね、驚いた？<br>
　行動的だなって、思ってるでしょ。私、誤解されやすいもんなァ。」<br>
<br>
よく言うよ、あの女。毎週、ここで待ち合わせしてるくせに。と、言うことは<br>
先週の男にも、ご馳走させただけで終わったね。常套手段だね。<br>
男の人、いつも真面目なカンジだけど、ああいう男が騙されるんだね。<br>
相手の懐具合見て、店を選んでるんだよ。幸せには、なれないタイプだね。<br>
<br>
早苗さん、こんばんは！もう、遅いのに、まだやってるんだね。家に帰っても、<br>
誰もいなかったね、そう言えば。子供さんもできなかったし。<br>
頑張り屋だから、ご主人の看病しながら掃除婦も続けてたもんね。<br>
知らなかったよ。３年前まで、会社経営してたなんて。<br>
<br>
ありがとう、早苗さん。いいよ、いいよ。そんなに丁寧に拭いてくれなくっても。<br>
どうせ、すぐ汚れるんだ。外じゃないだけ、マシなんだ。<br>
それより早苗さん、血圧は大丈夫かなァ。無理しないでね。それだけが心配なんだ。<br>
ご主人が経営で失敗した、６０億円を完済するくらい、頑張り屋なんだし。<br>
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<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/806276.html">
<title>結婚相談診療所</title>
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No.00156

















初めての診察ですか？では、健康保険証をお持ちですか？なければ運転免許証か、
パスポートでも結構です。はい...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-29T08:00:38+09:00</dc:date>
<dc:subject>業務部広告課</dc:subject>
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No.00156<br>
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初めての診察ですか？では、健康保険証をお持ちですか？なければ運転免許証か、<br>
パスポートでも結構です。はい、免許証ですね？コピーを取らせていただきます。<br>
こちらの、問診票にご記入ください。ええ、正直に書いてください。<br>
はい、結構です。免許証、お返ししておきます。お掛けになってお待ちください。<br>
<br>
「鈴木さん、どうです、最近？」「だめ。少しずつ良くなっては、いるんだけど。」<br>
「今日は川口さん、どうしたの？」「そう言えば、昨日も来てないわね、」<br>
「もしかして。」「え、抜け駆け？」「川口さん昨日、赤羽駅で見たわよ。めかして。」<br>
「え、池袋の方に行くつもり？」「そうよ、決まったのよ。」「いいなァ、川口さんは。」<br>
<br>
はい、お疲れ様でした。こちらが登録用紙になりますから、裏面の注意事項をよく<br>
読んでサインしてください。印鑑がなければ拇印で構いません。ティッシュどうぞ。<br>
あと、お薬が出てます。消炎剤と抗生物質です。発作が起きた時に服用ください。<br>
青い方がホテリサマスで、白いのがミノホドシラズです。はい、お大事に。<br>
<br>
はい、次の方。どうされました？離婚して５年ですか。いい男が、見つからない？<br>
ふんふん。お熱は？結構、高いんですな？具体的な症状がありますか？<br>
夜が寝苦しい、と。他に具体的な、そう、例えば視覚的なものは？イヌの交配を見ても<br>
興奮してしまう、と。水を掛けてしまったんですな。ふんふん。なかなか、重症ですな。<br>
<br>
ご自分では肉体的なもの、と思われますか、それとも精神的なもの、と。そうですか。<br>
り・よ・う・ほ・う、と。まァ、そのお答えがほとんどな訳ですが、どちらかと言えば？<br>
やっぱり、肉体的なもの、と。ふんふん。では、私の目をじっと見てください。<br>
はい、ゆっくりゆっくり視線を下げてみてください。もっと、ゆっくり。そうそう。<br>
<br>
はい、分かりました。もう、結構です。はい、もう結構ですよ。もう結構ですから<br>
顔を上げてください。もう、いいですよ。はい。そう。そう。顔を上げて。はい。<br>
えっと、好みは、と。丸が多いですなァ。職業は無職でもいいんですか？なるほど。<br>
事業をなさっていて収入は、問題ない訳ですな？遊んでいても？はァ、いいと。<br>
<br>
年齢で60から65歳だけ丸が付いてませんが？はァ、中途半端、と。65歳以上は？<br>
そ、の、と、き、は、そ、の、と、き、と。20歳でもいい訳ですか。う～ん。<br>
あ、健康が条件ですな？おお、そういうことですか。離婚の原因は、あなたから、<br>
不満を告げたけども、解消されなかったんですな。げっそりされたんですか。ほう。<br>
<br>
分かりました。後で紹介状を書いておきます。紹介センターに登録しておいてください。<br>
書類は受付でもらってください。あなた次第で、早期治療も可能です。<br>
はい、あなた次第です。Ｖ６は無理です。KAT-TUNも諦めてください。それなら<br>
GAT-TUNの種無君は？知らない？赤恥君は？それも知りませんか。難しいですな。<br>
<br>
外観重視ですか？それだけ？なるほど、なるほど。みのもんたさんでもいい？ほう。<br>
明石屋さんまさんですか？かなり、高額になりますよ。やめときますか？はい。はい。<br>
八つ当たりするなら、裏の川で投石もありますが。もう、済ませてきたんですな。<br>
どうやら、時間がかかりそうですな。性格から、時間をかけて治療していかないと…<br>
<br>
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</item>
<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/804665.html">
<title>喫茶店のランチタイム</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/804665.html</link>
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No.00155












 




「桶川さん、喫茶店でいいかな？」茂原部長、ここでいいですよ。
「えっと、ヒレカツセットか焼き鮭セットだっ...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-28T08:00:23+09:00</dc:date>
<dc:subject>給湯室</dc:subject>
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「桶川さん、喫茶店でいいかな？」茂原部長、ここでいいですよ。<br>
「えっと、ヒレカツセットか焼き鮭セットだって。それでもういい？」<br>
私は好き嫌いがないですし、茂原部長のお好きなものでいいですよ。<br>
「あれ、いっぱいかな？」テーブルの女性が、移動を申し出てくれた。<br>
<br>
「久しぶりに来てくれたのに、ごめんなさいねェ」年配の店員が、女性客に言う。<br>
３０前と思われる女性は、快くカウンターに移ってくれた。茂原と桶川は、<br>
女性に各々会釈、テーブル席につく。「そっちにどうぞ。腰が悪いんだ。」<br>
取引先にソファ側を勧められて、恐縮を伴った着座の桶川だったが。<br>
<br>
３人の女性店員は、いずれも若くなく最も若いと思われる４０歳くらいの店員が、<br>
２人にオーダーを聞きにきた時、後で座った隣のテーブルから「アイスコーヒー。」<br>
その女性のオーダーが、カウンター奥へ通ると同時に、小さなバッグが飛んだ。<br>
右斜め前の女性が、ソファの上に投げたのだ。店員が、奥のテーブルに呼ばれる。<br>
<br>
店員が２人に、やっとオーダーを聞いた頃、隣の女性はコーヒーを半分くらい<br>
飲み終えていた。カウンター奥の女性が携帯電話を片手に、やおら立ち上がる。<br>
別の客たちの頭上、壁の展示絵画を、携帯電話のカメラ機能に収めて回った。<br>
「桶川さん、他の代理店は最近、どうなの？何か変わったことは、あった？」<br>
<br>
「お待ちどォさま。ヒレカツセット２つです。」一番、小柄な店員が運んできた。<br>
茂原が割り箸を割り、いきなりカツにかぶりつく。桶川は両手を合わし、静かに端を割る。<br>
桶川が左手で椀を持ち、味噌汁に口を付けたあと、椀を盆に戻した。<br>
「本庄君には裏切られたよ。彼には入社当時から、随分と目を掛けて来たつもりなのに。」<br>
<br>
本庄係長のことは、いい部分しか知らないんですよ。当たり障りのない発言では、あった。<br>
しかしながら、桶川の中にある情報は、それ以上のものでもなかった。<br>
気配を感じ、桶川は右斜め前の女性を見た。６０歳くらいだろうか、その女性、<br>
あろうことか、そこで化粧を始めた。パタパタとファウンデーションを塗り始める。<br>
<br>
呆れた桶川は、目を釘付けにすること暫時。移した視線は、カウンターの店員に合う。<br>
済まなそうにも思える店員の表情、当の本人は気付きもしない。もちろん、手を止める<br>
様子もない。それどころか、次の行動に滞りない。化粧の匂いが、料理の香りを汚す。<br>
わさびをウスターソースで溶いて、バルサミコビネガーを掛けたような空気が漂う。<br>
<br>
「許せないよね。業務上横領、と言うより人間性を疑うよ。非常識だね。」<br>
茂原の関心は、目の下にある盆の上に載った物、そして本庄係長の使い込みだった。<br>
非常識ですよね！既に桶川は、その言葉が誰に向けられているのか、自分でも<br>
分からなくなっていた。女性は、次なるプロセスを黙々と、そして忠実に実行する。<br>
<br>
女性の化粧を、こんなに長い時間、見ることができたのは生まれて始めての<br>
極めて貴重な経験であった。そして、その経験は不快感を伴う経験であった。<br>
最後の煮豆を、箸でうまくつまんで口に運んだ時に、女性の行為が終わった。<br>
支払いを済ませ、何食わぬ顔をして出て行く。匂いだけ、置いていった。<br>
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</item>
<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/802066.html">
<title>Midnight window shoppinng</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/802066.html</link>
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No.00154
















麻由ゥ～、明後日の日曜、やっと実に会えるの。うん。最近、休日出勤が
多かったみたい。そう、日曜日の１１時に...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-27T08:00:05+09:00</dc:date>
<dc:subject>総務部庶務課</dc:subject>
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No.00154<br>
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麻由ゥ～、明後日の日曜、やっと実に会えるの。うん。最近、休日出勤が<br>
多かったみたい。そう、日曜日の１１時に伊勢丹のいつものとこ。うん。うん。<br>
それでね、三鷹で見つけた、そうそう、あの店。うん。あそこのブラウス、着て、うん。<br>
それでね、明日…え、ダメなの？じゃ、今から一緒に。うん。ごめん。見るだけ<br>
<br>
「まったく、結香は計画性がないんだからァ。こんな時間にって。外から見ても、<br>
　どうしよって言うのよ。値段も分からないじゃない。近いから、いいけど。<br>
　あ、こんばんは。え？ええ、ちょっと駅まで。はい。お休みなさい…<br>
　私って、何やってるのかしら。いくら親友だからって。まァ、いいけどォ。」<br>
<br>
麻由ゥ～、ごめんねェ～、こんな時間に～。だって、麻由にしか、言えないも～ん。<br>
うん、このブラウスなの。大人っぽくていい、と思わない？わかんないの。うん。<br>
え、こっちのワンピー？うん、そりゃスタイルはいいって実は言ってくれるけど。<br>
やっぱり、ブラウスよりワンピーがいいの？だって、男の好みは麻由の方がァ。<br>
<br>
「よし、このワンピーで決まり。明日、買いに来いよ。うん。似合うって。<br>
　それで、分かってるでしょうね。嫁入り前の麻由サマをこんな時間に、<br>
　呼び出しておいて。うん。よしよし。創作料理だな。飲み放題も付けてよ、ね。<br>
　前、焼き鳥屋だったとこでしょ？うん。あのオヤジ、カンジ良かったけどな。」<br>
<br>
えっとォ、軽いウェーブで。そう、流れるような。ええ。前ですか？少し。はい。<br>
カラーはいいです。このままで。はい。じゃ、お願いします。はい。はい…<br>
切り過ぎたかなァ。ボーイッシュになっちゃった。まァ、いっかァ。<br>
あれ、もうこんな時間。やっぱり、あの服、やめとこォ。高そうだしィ。<br>
<br>
「おい、立川ァ。競馬、行こうぜ。高松も一緒だぞ。暇だろ。用意しろよ。」<br>
「矢川先輩、おはよっす。今からっすか？今日は、ちょっ…ちょっと待ってください。」<br>
「Rrrrrrr,rrrrrrr…あれ？」きゃっ、実からだわ。何？何？え？もう、９時じゃない。<br>
「結香、出ねえから、いっかァ。先輩、お待たせっす。行きましょっか。」<br>
<br>
「高松が夕方、予定あるそうだからよ、昼過ぎには解散だなっ。よし、行こうぜ。」<br>
だめェ～。やっぱり、あの服、買っとけば良かったァ。前髪、短く切り過ぎたから、<br>
どの服も絶対、ダメ～。もう、行きたくない～。でも、さっきの電話って何？<br>
え？もう１０時じゃない。ダメ～。もう、間に合わな～い。どうしたらいいの～？<br>
<br>
「はい。え？結香、どうしたの、デートは？何か、あったの？ねえ、ねえ？泣いてるの？<br>
　どうしたの？ね、何があったの？バカね。泣いてちゃ分からないでしょ。ねえってば。<br>
　まだ、家？服？もう、あるもの着て、今からでも、行きなさいよ。待ってるわよ。」<br>
麻由ゥ～、３時になっても来ないの。やっぱり、いない。うん分かった。かけてみる。<br>
<br>
ぴろろんぱろぴろぷっぴ～。「ケイタイ、鳴ってる。結香じゃねえか。今頃…<br>
「あ、悪い、悪い。突然、先輩から誘われちゃってさァ、行けなくなっちゃったんだよ。<br>
　電話したけど、出なかっただろ？今からじゃ、遅くなるし。俺、明日は早いから。<br>
　じゃ、またこ…あれ、もしも～し。もしも～し。切れちゃった。まァ、しょうがねえか。」<br>
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<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/800093.html">
<title>お岳さん</title>
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No.00153















ごめんください。ごめんくださ～い。どなたか、いませんかァ。すみませ～ん。たのもォ。
お留守かしら。さっき、物...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-26T08:00:31+09:00</dc:date>
<dc:subject>営業部第七課（社会）</dc:subject>
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No.00153<br>
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ごめんください。ごめんくださ～い。どなたか、いませんかァ。すみませ～ん。たのもォ。<br>
お留守かしら。さっき、物音がしたような気がしたんだけど。いないのかしら、ねェ。<br>
これだから、田舎ってイヤなのよね。だいたい、主人が突然、田舎生活だ、なんて。<br>
二人とも、横浜なんだから。何も、こんな誰も知らないところへ越して来なくても…<br>
<br>
「何をブツブツ、言っておるか。ワシが雪隠におったら、外で何やら、騒がしい。<br>
慌てて出てきたんだ。おまえは誰ぢゃ。見かけん顔じゃが。物取りか。物取りなら、<br>
官憲に突き出してやらねば。何者ぢゃ。名を名乗れ。不審な、おなごめ。<br>
ん？何か、持っておるな。何ぢゃ。包みを開けてみい。」<br>
<br>
あ、あ、あ、あやしいものなんかじゃ、ありません。そんな、いきなり。<br>
昨日、越してきた川の横の、山下と言います。挨拶に来たんです。<br>
あやしいものじゃ、ありません。これは、ご挨拶にシュウマイを持って来たんです。<br>
主人と二人で、ここに暮らそうか、と。横浜から来たんです。<br>
<br>
「ふん、支那の喰いモンか。まあいい。置いていけ。ん？まだ、何か用か？<br>
用が済んだら、とっとと帰れ。ワシは忙しいんぢゃ。早よ、帰れ。雪隠、雪隠。」<br>
…何なの？あの、おばあさんたら。まったく、失礼しちゃうわ。<br>
せっかく、緋陽軒のシュウマイを買ってきてあげたのに。パックだけど。<br>
<br>
あら、あなた。高山さんは、留守だったの？役場で隣保の方って紹介されたんでしょ。<br>
いたの。そう。良かった。そう。カンジのいい人だったのね。奥さんだけ？<br>
それが、変なおばあさんなの。失礼しちゃうわ、まったく。ねえ、セッチンてなあに？<br>
あなたも知らないの？シュウマイ、あげたら支那の食いモンか、だって。<br>
<br>
ああ、山下さん、こんにちは。どうですか。落ち着きましたか？ええ、静かでしょ。<br>
ここは、自然も豊かだし。食べ物はあるし。経済的にも潤っているから、のんびりと。<br>
川の魚は、おいしいし。ええ。うるさいのは、あの…また、始まった。<br>
飛んでる、飛行機を見たら、ああやって竹槍を突くんです。何を考えてんだか。<br>
<br>
うるせえぞ。お岳ばあさん、騒ぐな。そんなスティックなんぞ、持ちやがって。<br>
「敵機来襲～！」うわ、あぶねえなァ。刺さったらどうすんだよ。<br>
「うるさいっ。毛唐の言葉を使いやがって。海軍中佐の主人が戻ってきたら、<br>
　ただぢゃ、済まぬから、覚悟しておけ。」やめろ、危ねえなァ。<br>
<br>
本名は広瀬竹子って、言うの。ほら、いつも竹槍を置いてるだろ。あの、竹だよ。<br>
おやじさんが登山好きだったし、御岳山が見えるだろ。それで勝手に岳子と書くんだ。<br>
みんな知ってるし、逆らうとうるさいだろ。だから、岳子さんって書くんだ。<br>
だいたい、日本中に御岳山って、いくつあるのか、知ってるかい？<br>
<br>
何が、海軍中佐だよ。戦時中に広瀬中佐って人情肌の人がいたんだってさ。<br>
自分の名前が広瀬だから、言ってるだけだよ。お岳さんの旦那は、陸軍の二等兵だよ。<br>
前線に行く前に、戦争が終わったんだ。死んだ親父の同級生だから、よく知ってるよ。<br>
旦那がアメリカの女と逃げてから、頭がおかしくなったんだ。<br>
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<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/797166.html">
<title>盗人たちの会話</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/797166.html</link>
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No.00152


















「ポポロの姐御、今夜こそやるんでしょうね。」
「姐御と呼ぶなって、あれほど言ってるだろう。このバカやろ...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-25T08:00:46+09:00</dc:date>
<dc:subject>給湯室</dc:subject>
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No.00152<br>
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「ポポロの姐御、今夜こそやるんでしょうね。」<br>
「姐御と呼ぶなって、あれほど言ってるだろう。このバカやろう。」<br>
「プニプニは、バカだなァ。いつも言われてるのに。先代が売れて２ヶ月、経つんだぞ。」<br>
「あのヒトのことは、もう言うんじゃないよ。今は、あたいが元締めなんだからね。」<br>
<br>
「だって、プププの兄貴がいた頃は俺たち、ひもじい思いなんかしなかったぜ。」<br>
「だから、おまえはバカなんだよ。あのヒトのやり方が、いつまで通用するって<br>
　思ってんだい。エリアマネージャーが変わってから、というもの、店長が遅くまで<br>
　帰らないからじゃないか。そんなことも分からないのかい？バカだよ、まったく。」<br>
<br>
「ホント、プニプニはバカなんだから。頭の中に、何が詰まってんのよ。」<br>
「うるせェ、ピッピ。おまえだって、頭の中身はパンヤじゃねえか。」<br>
「何だって。プニプニのバカと一緒にするんじゃないよ、まったく。」<br>
「何だとォ。おめえ、いつも偉そうに言いやがって。下手に出てりゃ、まったく。」<br>
<br>
「だって、プニプニはホントにバカだから、ドジばっかり踏んでるじゃないのよ。」<br>
「おめえこそ、サンリオ大学を出たってホントかどうだか。<br>
　サンリュウ中学の間違いじゃねえのか？バニラとマニラ、間違えるし。」<br>
「サンリュウ中学は、プニプニじゃないの。まったく一度、頭の中を見てみたいわよ。」<br>
<br>
「うるさいなァ。何、騒いでんだよォ。大人のくせに。眠れないじゃないか。」<br>
「うるせぇ。フニャミーは寝てろ。子供の癖に、大人の話に首、突っ込んで。」<br>
「プニプニは、ピッピに絡み過ぎだよ。ホントは、好きなんじゃねえの？」<br>
「いいから、寝てなさい。プニプニも子供相手に、何よ。バカなんだから、ホントに。」<br>
<br>
「言われなくたって寝るよ。うるさいんだから。仕事は、夜中じゃないか。」<br>
「ホントにね。フニャミーは、寝なさいね。その時は、起こしたげるから。」<br>
「だいたい、ピッピがこの店に当たりをつけてから、半年だぜ。まったく。」<br>
「あたしだって、危ない橋を渡りたくないわよ。だから、今日まで、待ったんでしょ。」<br>
<br>
「ペテロの兄貴、今夜で間違いないんですかい？スイーツの入れ替えってのは。」<br>
「ああ、間違いない。俺は、この耳でちゃんと聞いたんだ。店長が電話してるのを、な。」<br>
「ほら、みなさいよ。頭の中がパンヤの、くせに。ホントにバカなんだから。」<br>
「うるせぇ。ヒトのこと、いつもいつも、バカにしやがって。俺だって、そのうち…」<br>
<br>
「二人とも、いい加減にしろ。レジの集計が終われば、俺たちの話し声も聞こえるぞ。」<br>
「ペテロ兄貴は、いつも冷静だなァ。遠目も利くし、すげえや。」<br>
「プニプニとは、大違いだわ、まったく。フニャミー、起きなさい。もうすぐよ。」<br>
「うるせぇ、ピッピ。ペテロ兄貴が静かにしろって言ってるじゃねえか。」<br>
<br>
「し！店長が帰るよ。静かにしな。よし、鍵を閉めた。今だ。挟まれるなよ。<br>
　いいかい、ぬかるんじゃないよ。口を大きく開けるんだよ。口の周りに付いたら<br>
　次の日には、アリの攻撃が来るんだからね。アリが付いたら、ゴミ箱行きだよ。<br>
　シロップには、手を出すんじゃないよ。垂れるからね。狙い目は、アズキだよ。」<br>
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</item>
<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/794581.html">
<title>クレソンみたいな</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/794581.html</link>
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No.00151
















麻衣？あたしよ、あたし。そうよ。酔ってるわ。酔ってちゃ、いけない？
いいじゃないの、暇なんでしょ？どうせ、...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-24T08:00:45+09:00</dc:date>
<dc:subject>営業部第六課（自然）</dc:subject>
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No.00151<br>
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麻衣？あたしよ、あたし。そうよ。酔ってるわ。酔ってちゃ、いけない？<br>
いいじゃないの、暇なんでしょ？どうせ、ドラマか何か。え、ホントに？<br>
何、見てたの？地球温暖化ァ？ＮＨＫ？何、考えてんのよ、まったくゥ。<br>
そんなの観ても、麻衣の心が温暖化する頃には人類滅亡よ。ング。<br>
<br>
結局、連絡なんてないんでしょ？そりゃ、そうよ。麻衣って身勝手だもん。<br>
そ。あたしも。ング。あたしも、身勝手なのよ。一緒よ、一緒。ング。<br>
雄介さんて、商社だったでしょ。生活が派手だったもんね。諦めろってんだァ。<br>
クレソン？クレソンて、ステーキの上に載ってるヤツ？それが、どうしたの？<br>
<br>
あれの買い付け、やってたの。そう。よく、分かんないけど。ングング。<br>
でも、いつからになるんだっけ。もう、３ヶ月になるの。そう。<br>
外国に行った訳じゃあるまいし。もう、終わりじゃない。無理よ、無理。<br>
男って、そんなものよ。シャボン玉みたいに、どっか行っちゃうのよ。<br>
<br>
でも、麻衣のことだから他にもいるんでしょ？ほうら、図星じゃない。<br>
分かるわよォ。何年になるゥ、あたしたち。ング。なくなちゃった。<br>
ああ、こっちの話ィ。そ、もう１０本も、飲んじゃったァ。<br>
だいじょぶ、だいじょぶ。まだまだ、冷蔵庫に。冷蔵庫に、と。あれ？<br>
<br>
あと、６本かァ。これが、なくなっちゃったら、あたしの人生も終わりね。<br>
ははははは。冗談よォ、冗談。冗談に決まってるじゃない。<br>
死んだりしないわよ。多情多恨の志穂サマだぞォ。そうだね、多情仏心かもね。<br>
ごめん。もう言わないね。うん。棄てられたりしてないよ。うん、だいじょぶ。<br>
<br>
それより、麻衣の話ィ。薬膳料理ィ？そんなの連れて行ってもらったのォ？<br>
いっつもごちそうに、なってるでしょ。次々、要領がいいんだから。ング。<br>
あたしたちって、東京しか知らないじゃない？田舎って憧れるよねェ。<br>
だよね。だよね。ング。だよねェ。で、どうするの？その男は。<br>
<br>
そっかァ。麻衣は、気位が高過ぎるんじゃない？その男にしといたらいいのに。<br>
うん。九州に行こうって。でも、前から言ってくれてるけど。うん。北九州。<br>
あのヒト、小倉なのよ。歌にもあるじゃない？ホラ、昔の歌で。ムラタヒデオ？<br>
小倉生まれで、限界育ちィ。口も上手いがァ手も早いって。ング。違ったァ？<br>
<br>
もうすぐ、結婚式だから。そう、あのヒトのお嬢さん。遠くで見たことあるわ。<br>
父親似ね。美人だったわ。奥さん、ブスだもん。鼻なんか、上向いててさ。ング。<br>
私と１０歳しか違わないのにね、お嬢さん。ずっと若く見えた。ングング。<br>
由紀、由紀って、いつもお嬢さんのことばかり心配してるのよ。頭に来ちゃう。<br>
<br>
あたし、言ってやったの。そう、思い切って。<br>
あたしはまるで、ステーキの上に載っているクレソンねって。<br>
そしたら、言われちゃったわ。俺は、栄養価値のあるクレソンが好きだって。<br>
また、やられちゃった。あのヒト、本当に口が上手いんだから。ングング。ぷはァ。<br>
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</item>
<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/788645.html">
<title>大阪のアンナ・カレーニナ</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/788645.html</link>
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No.00150
















「母さんが推敲の仕事してくれるから、ホンマ助かるわ。いつも、悪い思うてんねん。
　今年は、残業がもっと減り...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-23T08:00:39+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
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No.00150<br>
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「母さんが推敲の仕事してくれるから、ホンマ助かるわ。いつも、悪い思うてんねん。<br>
　今年は、残業がもっと減りそうやわ。年収でも２年前の２割、下がったもんなァ。<br>
　うちの会社も親会社に切られたら、それまでやわ。もうこの年で仕事、言うたかて<br>
　何もあらへんしな。あ、もう行くわ。ああ、水戸黄門までに帰ってくるわ。ほな！」<br>
<br>
いってらっしゃい。ハンカチ、持った？ええ、取ってくるわ。<br>
はい、ハンカチ。毎日、替えな気が済まへんねやから、忘れたらアカンやないの。<br>
行ってらっしゃい。気を付けてね。博も、もうそろそろじゃない？お弁当、持った？<br>
あれ、祐美はまだ、寝てんの？起こさな、かたずかへん。祐美～、祐美～、起きなさァい！<br>
<br>
博、頑張れよ。微分なんかでつまづいてて、どないすんねん。いってらっしゃい。<br>
おはよ、お母さん。うん。うん。分かっとるから。もう、子供とちゃうねんし。<br>
お母さんだって、覚えがあんねやろ？お父さんから、聞いてるで。かまへんて。<br>
うん。今日はゼミが昼からやから。何でドイツ語にしてんやろ。使いようがあらへん。<br>
<br>
あ、いい。そのままで。温めなくてええよ、お母さんもまだやんね？一緒に食べよ。<br>
フランス語やったらアフリカ、行けるのに。お母さんはロシア文学やってんな？<br>
ほんで、お母さんはドストエフスキー派やったん？トルストイ派やったん？<br>
ソルジェニーツィン？嘘ばっかし。そっか、トルストイ派かァ。うん、淳がねェ。<br>
<br>
淳がドストエフスキー派やねんて。うん、そのうち連れてくるわ。今度は本気やから。<br>
あ、お母さん。私がかたずけるから。いい、いい。座ってて。うん、いいから。<br>
ねえ、お母さんが今、書いてるのん、できたら読ませてな？知ってるで。娘やもん。<br>
じゃ、私も行ってくるね。今夜は、ごはん要らへんから。うん、分かってるって。<br>
<br>
血は争えない。私たち夫婦が大学で知り合い、文学の話で語り明かした。<br>
今、娘が同じように。前の彼は、親の目から見ても不釣り合いだった。今度はまともかな？<br>
電材卸の会社で総務部長をしている主人は、「日寄った」と言うが仕方がない、と思う。<br>
そんな私は出産で退職した出版社から、今でも推敲の仕事を回してもらっている。<br>
<br>
合間に書き始めた「アンナ・カレーニナ」をテーマにした小説。舞台を大阪にした。<br>
主人は知らないはずだけどヴロンスキーは、和則のこと。アンナと違って私は妊娠せず、<br>
まだ生きている。そして、最後は近鉄電車か京阪電車にしようか、悩んでいるところ。<br>
官能的な部分は、娘に読ませたくないけど。書きながら、思い出す。済んだことなのに。<br>
<br>
あ、電話や。え？もう、こんな時間やんか。はいはい。今、出ます。今、出ます。<br>
はい、長瀬でございます。ああ、お母さん。どない、腰は？せやったら、ええけど。<br>
来週の日曜？うん、ええよ。守口に1２時やね。ええ店、見つけたん？モールの方？<br>
ロータリーの方やね。分かった。ほんで今度は、いくら要るの？分かるがな。娘やで。<br>
<br>
この前みたいに、寿司とか無理やで。え、パスタ？うん、返すのはいつでもええよ。<br>
それより、今夜のごはん、何にしよかな。いつも悩んでまうねん。もう用意せな。<br>
「あんなァ、カレーにしいな。1回、作ったら２日は持つやんか。楽でええで。」<br>
この前から、カレーばっかりやねん。カレーは、もう飽きてもうたわ。<br>
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</item>
<item rdf:about="http://freude-auf.livedoor.biz/archives/788489.html">
<title>銀座かりん</title>
<link>http://freude-auf.livedoor.biz/archives/788489.html</link>
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No.00149















お、目が覚めたな。気分は、どうだ。今日は、いい天気だぞ。
さっきから、すずめが賑やかだよ。今日は暑くなりそう...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-22T08:00:32+09:00</dc:date>
<dc:subject>営業部第四課（食品）</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?604041"target="_blank"><IMG src="http://blog.with2.net/img/banner_03.gif"border="0"></A><b>　←ポチッ♪と、ご協力いただければ幸いです</b><br />「人気ブログランキング」人文・エッセイ部門に参加しております<br>
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No.00149<br>
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<a href="http://image.blog.livedoor.jp/freude48/imgs/9/b/9bf412b3.jpg" target="_blank"><img src="http://image.blog.livedoor.jp/freude48/imgs/9/b/9bf412b3-s.jpg" width="449" height="238" border="0" alt="輝いていた「銀座かりん」は、今…" hspace="5" class="pict" align="left"  /></a><br>
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お、目が覚めたな。気分は、どうだ。今日は、いい天気だぞ。<br>
さっきから、すずめが賑やかだよ。今日は暑くなりそうだな。<br>
どした？起きるのか。無理をするなよ。待ってろ。今、起こしてやる。<br>
お、すまん、すまん。ちょっと早かったか。スイッチが、え、と。<br>
<br>
このくらいでいいか？大丈夫、今日は休みだ。明日の朝まで、ここにいるよ。<br>
日曜の休みなんて、久しぶりだ。手違いがあったらしい。南浦和のスーパーが、<br>
キャンセルだそうだ。心配ないよ。駐車場の警備だったら、いくつもあるさ。<br>
俺は小柄だけど、体力だけが自慢なのは知ってるだろ。神は二物を与えず、だ。<br>
<br>
お、朝食が来たな。取りに行ってくるよ。あ、どうも。ごくろうざんです。<br>
おっと。は、はい。大丈夫です。あ、おはようございます。おはようございます。<br>
は～い、お待たせ。大宮さんだっけ、前に同じ部屋だった大柄な人。<br>
今、ご主人に会ったよ。どっちが早く退院するか、競争だな。君の方が早いと思うぞ。<br>
<br>
慌てなくていいよ。ゆっくり、食べたらいい。そうそう。あ、お茶か？<br>
俺は、サンドイッチを買ってきた。俺も食べよう。昼は食堂で、カレーでも食べるさ。<br>
思い出すなァ。西麻布のあの店、アマンドだっけ？よく、行ったな。<br>
君は、サンドイッチの玉子は茹で玉子じゃなきゃ、いけないって。ははは。<br>
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昨日は与野の複合施設だったよ。アミューズメントって言うらしい。<br>
それでなァ、昔の部下が家族で来たんだよ。ダメだな。つい、目をそらしちまった。<br>
恥じることなんて、何もないのにな。一度に何十億と動かしていたのは、昔のことだ。<br>
あの頃は、何も怖くなかったな。同期で部長代理まで上がったのは、俺だけだった。<br>
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夜は、君に会うのが楽しみだったよ。店に来るなって言われた時、驚いた。<br>
これからは、昼間に会いたいって言ってくれた時は、飛び上がる思いだったよ。<br>
君があれほど、身持ちが固かったなんて正直、以外だったんだ。<br>
俺が君の家に転がり込んだのは、あの後すぐ…ん？寝ちまったか。寝顔も、綺麗だよ。<br>
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「川越さァん、ご気分は…ああ、お休みになられましたか。<br>
じゃ、吉川さん、ちょっとナースセンターまで、いいですか？」<br>
看護婦さん、あ、すみません。看護師さん、川越の容態はどうなんでしょう。<br>
最近、よく眠るようですが。問題があるんでしょうか。<br>
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そうですか…ええ、身寄りはいない、と聞いております。両親を早く亡くしています。<br>
ええ、結婚はしなかったようです。子供もいないはずです。私が、妻を亡くしてから、<br>
もう１２年、一緒に暮らしていますから。ええ、よく知っています。<br>
そうですか。年内がやっと、ですか。そうですか。分かりました。宜しくお願いします。<br>
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目が覚めたか。気分はどうだ？ああ、いい。いい。無理して、しゃべらなくていいよ。<br>
大丈夫、そのうち退院できるさ。「銀座かりん」と言われたほどの、君じゃないか。<br>
随分と高い、競争率だったからな。思い出すよ。毎日、プレゼントの山だったもんな。<br>
俺が定年になったら一緒に、摩周湖へ行く約束だったぞ。もう２年も待ったんだからな。<br>
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<title>インドア彼</title>
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No.00148














大輔、母さんはもう行くからね。ちゃんと学校に行くのよ。ガチャ。
あ、里奈ちゃん。いつも、ごめんね。ホントにあり...</description>
<dc:creator>freude48</dc:creator>
<dc:date>2008-06-21T08:00:36+09:00</dc:date>
<dc:subject>営業部第四課（食品）</dc:subject>
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No.00148<br>
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大輔、母さんはもう行くからね。ちゃんと学校に行くのよ。ガチャ。<br>
あ、里奈ちゃん。いつも、ごめんね。ホントにありがとう。<br>
大輔ェ～、里奈ちゃんが来たよォ～！里奈ちゃん、私、仕事に行くけど、ごめんね！<br>
「いってらっしゃい。」<br>
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こんな会話、今日で何日目だろう。同じ話をする、大輔のお母さん。そして大輔。<br>
１０分経って、大輔が腰を上げなければ私は今日も、一人で登校する。<br>
「大輔、上がるね。」勝手、知ったる他人の家。家の中は全部、知っている。<br>
２階の奥、６帖の部屋が大輔の部屋。今は、まるでディオゲネスの樽だ。<br>
<br>
こんこん。「開けるよ。」大輔は返事もしない。パソコンの前で、指だけが生きている。<br>
「大輔、おととい買って来てあげたゲームしてるの？」大輔の指は、速度を緩めない。<br>
「大輔、パパが東京の大学に行かないかって言うの。大輔は、どう思う？」<br>
「行けば？」大輔は口を開いた。「あたし、大輔と離れたくないの。ね、一緒に行こ？」<br>
<br>
指先の速度を、全く変えず大輔は生返事をした。「考えとく。」<br>
「とりあえず、今日は学校に行こ？」「里奈だけ、行け。」<br>
「大輔は行かないの？」答えない空気に、キーボードの音だけがカチャカチャ、鳴った。<br>
「分かった。部活、終わったら寄るね。じゃ行くよ。鍵、閉めといてね。」<br>
<br>
去年、部活を何にするか決める時、ちょっとだけ悩んだ。中学でテニスしていたけど、<br>
補欠だった。弓道部って興味あったし、どっちにしようか迷った。<br>
説明会の部屋を出る時、ぶつかってきたのは大輔の方。大丈夫ですかって、<br>
ラケットも拾わずに心配してくれた。凄い速さで鳴る心臓の音、聞かれそうだった。<br>
<br>
「こっちこそ、ぼんやりしてて。あ、テニス部に入るの？」<br>
「中学で、県大会まで行ったんだよ。君も入るの？」「うん。でも今、迷ってる。」<br>
「入りなよ。一緒にやろう？３組の川崎さんだよね？」「え、何で？」<br>
「入学式のあと、見つけたんだ。ね、一緒にやろうよ。テニスしようよ。」<br>
<br>
積極的な大輔と、その時が始まりだった。明るくて、頼りがいがあって、成績もよく。<br>
先月の日曜日、二人で駅前のハンバーガー・ショップ。急に大輔が黙った。視線を追う私。<br>
窓の外、女子大生くらいの女がすがりつく腕は、大輔の父親だった。お父さん子の大輔は、<br>
しばらく、うつむいていたが「ごめん。」と言って帰ってしまう。追えなかった。<br>
<br>
それから家で、レトルトカレーとパソコンの生活。大輔は昼間、シャワーとトイレ<br>
以外に部屋を出ていないようだ。高校の近くにある大輔の家に毎朝、寄っていた。<br>
そこから二人で登校するのが日課だった。もう冷やかす者も、いなくなったのに。<br>
これから、どうなるかなんて分からない。でも、大輔と法学部に入りたいの。<br>
<br>
部活が終わって、大輔の家に着く。インターホンを押しても出ない。<br>
ドアに触ってみたら鍵は、かかっていない。２階に上がると、明かりも点けずに<br>
パソコンに向かう大輔がいた。「明かりくらい、点けなよ。視力、落ちるから。」<br>
「点けるな！」語調に驚いた瞬間、後ろから抱きすくめられた。「東京、行くな！」<br>
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